
※このコーナーでは開発者に代わり、恋愛ゲーム「ハピサマ!」の世界を登場キャラクターたちに紹介してもらいます。

光樹「始まりました『ハピサマ!広報局』。今回のゲストはこの二人。前回に引き続きニ年C組から加藤と榎木さんです」

加藤「加藤鈴菜よ。浦森くんとは隣の席同士なの」

榎木「榎木です。鈴菜ちゃんとは中学のころからの友だちだよ」
光樹「この二人とお送りするテーマはこちら。『恋愛』についてです」

榎木「待ってました! そういう話なら、恋愛マスターのこの私にお任せあれ!」
加藤「何言ってるのよ、優美。全部少女漫画で得た知識でしょ」
榎木「バレたか……。でも青春の醍醐味と言ったら、やっぱり恋愛でしょ? 妄想だけで終わらせたくないなーって、常々思ってるんだよね」
加藤「私には何がいいのかさっぱり分からないわ。そんなの一時の気の迷いに過ぎないと思うのだけれど。浦森くんもそう思うでしょ?」
浦森「……ノーコメントでお願いします」
榎木「鈴菜ちゃん、そんな調子じゃ難攻不落ヒロインになっちゃうよ?」
加藤「何の話よ」
榎木「その点、委員長の桜ヶ丘さんなんかは、堅物そうに見えてだいぶチョロインだと思うんだよねぇ」
加藤「だからそれは何の話なのよ?」
榎木「何って、このゲームの話だよ。一応恋愛ゲームだからね。恋愛要素が中心だってことをアピールしていかないとって思って」

加藤「あー、そういえばそうだったわね。でも、やっぱり私はステレオタイプな『恋愛』というものにあまり興味がないの。それよりも、自然な繋がりや人間関係の発展を大切にしたいところね」
浦森「さすが加藤、深いこと言うね。まぁ、俺にはそういう小難しいことはさっぱり分からないんだけどさ」
加藤「あら、ダメよ? 浦森くん。もっと自分の周りの人間関係に自覚的でないと。だってこれは、あなたの物語なんだから」
浦森「うーん、何だかプレッシャーを感じる……。俺も正直恋愛っていうものは、まだよく分からないんだけどなぁ」

榎木「そんな浦森くんには鈴菜ちゃんがオススメ! よく分からないからこそ、これから一緒に探っていく……そんな関係もいいと思うんだよね!」
加藤「ちょっと優美、何言ってるのよ、急に」
浦森「そうそう、加藤だって困るよね? ……加藤?」

榎木「あれあれ? 鈴菜ちゃーん? もしかして、満更でもない感じ……?」
加藤「ほ、ほら。そろそろ時間みたいよ、浦森くん!」
浦森「本当だ。こ、今回はこの辺りで! 次回更新をお楽しみに!」
榎木「もぅ! いいところだったのに~!」
Comments